名画に隠された暗号とは?
「お約束」を知ると、絵画を見るのが面白くなる。
- ヴィーナスの見分け方
- 「バラの花」が描かれていたら、ヴィーナスである。
- 「貝殻」が描かれていたら、ヴィーナスである。
- 聖母マリアの見分け方
最近の絵画は何でもありだが、昔の絵画は「お約束」に則って描かれていたそうだ。
昔は字を読める人が少なかったため、教会では絵や彫刻などを使って、
神の教えを伝えていた。
その際に人によって受け取り方が異なると困るので、
「この服を着ていたら誰」
といった「お約束」が作られたのだという。
こうした「お約束」を知っていると、絵画鑑賞が格段に面白くなる。
学校の美術の授業でも、こういう知識を教えてくれれば食いつきが違うだろうに。
美術学校あたりでは、ふつうに教えているのかな?
絵画は「新聞」であり「テレビ」であり「週刊誌」であった。
絵画は現代でいう「新聞」、「テレビ」、「週刊誌」のような存在だったそうだ。
絵画というのは、意外と俗っぽいものだったのだ。
こういう裏側がわかると、急に親近感がわいてくるから面白い。
「お約束」を押さえることが、より楽しむためのコツ。
現代でも「お約束」を知っていると、より楽しめることはたくさんある。
例えば「2ちゃんねる」を見るときに、「お約束」を知っているのと知らないのとでは、
楽しみの度合いがぜんぜん違うだろう。
それどころか書いてあることを真に受けて、気分を害するかもしれない。
「お約束」を知らないせいで、楽しむチャンスを逃してしまうのは、とてももったいないことだ。
「お約束」をたくさん知ることが、人生をより楽しむコツなのだ。