Life Hackers Conference 2006は素晴らしかったよね?
Life Hackers Conference 2006に行ってきた。
http://blog.academedia.jp/?eid=524162
百式を知ってからはや数年。
ずっと俺の中のアイドル(笑)である田口さんに、ようやく会うことができて感激した。
見た目 | ★★★★☆ |
内容 | ★★★★★ |
行きたさ | ★★★★★ |
見た目
参加者は私服が多かったけれど、スーツ姿の人もちらほらいて、
やはり技術系のイベントとは層が違うなぁという印象。
年齢層は予想より若めで、大学生の人も多かったようだ。
女性もちらほらいたけれど、思っていたほど多くはなかった。
田口さんの顔は謎に包まれているので、いろいろと想像をふくらませて行ったのだけど、
ブログの印象そのままの、サワヤカな方だった。
あと、会場であるデジハリのキャンパスがとってもかっこよかった。
内容
第一部 ナレッジワーカーの仕事術
田口流GTDの解説。
check*padでGTDしようとしてひっかかったのは、プロジェクトに属するNextActionと、
単独のNextActionを同じレベルで管理できないところだった。
そうなると当然、
「田口さんはcheck*padを使って、どうやってGTDを実践しているのだろう?」
という疑問が浮かんでくるのだけど、まさにそれに対する回答といえる内容だった。
田口流のGTDでは、以下の分類をして、以下のタイミングでレビューしているという。
- やらない
- 2分でできるなら今やる
- 今週手をつけないリスト(Someday/Maybe)
- 週に一度見るだけ
- 今週なんか考えるリスト(Project)
- 随時(やる気のないとき)レビューする
- 今週手をつけるリスト(NextActons)
- 随時(やる気があるとき)レビューする
なるほど。
これならcheck*padで管理できそうなので、リトライしてみようと思う。
今後、田口さんのGTDのノウハウなどは、
ビジネスを革新するIT部門向け実践情報サイト - ITmedia エンタープライズ
で書いていくとのことなので、要チェックである。
最後に、携帯向けのidea*padという新サービスが発表された。
http://www.ideapad.jp/
これは以前のアカデメディアで配られた「Hackers' Deck」をオンライン化したものだ。
#こういうの作ろうかなと思ってたのだけど、もたもたしてたら本家から出た。やっぱりスピード命だなと痛感。
早速試してみたのだけど、数字キーで更新できるはずがキャッシュを読んでしまうため、
いちいち「ブラウザメニュー」→「ページ更新」という操作をしなければならず不便だった。*1
キャッシュを読まないためにはURLがユニークであれば良いので、
http://www.ideapad.jp/index.php?1152085791
のようにtime()の値を付加するなどの対策をしてはいかがでしょう。
第二部 サイドフィード社の仕事術
RSSリーダーのFreashReaderを愛用しているのだけど、その開発者の赤松さんによる
GTD?(GasshukuTte Douyo? = 合宿ってどうよ?)の解説。
思考フェーズ(日常)と行動フェーズ(合宿)を分けることで、パフォーマンスが上がるという。
なるほど。
いろいろな英字3文字の略称がでてきたのだけど、このあたりが特に印象的だった。
- TAB(Take A Bath)
- 24時間温泉(悩んだら、集中力が切れたら、眠くなったら)
- 行き詰ったときに、何をするか決まっていることが重要!
- 24時間温泉(悩んだら、集中力が切れたら、眠くなったら)
- JKD(J KonDo)
- 大部屋、寝ない、さぼらない
個人的にはid:jkondoさんネタがどツボにはまり、大爆笑してしまった。
赤松さんのトークを聴いて、また合宿熱が再燃してきた。
以前、会社で開発合宿に行こうとしたのだけど、クルマで移動するときの事故の危険性や
家族持ちは1泊以上できないなどがネックとなり、結局休日に会社で行ったということがあった。
個人ならしがらみもないので、ひとりプチ合宿でも企画してみようと思う。
第三部 全員会議
お題は「あなたが2006年末に作り出した、まったく新しい習慣をもたらすUSB機器とは何か?」だった。
赤松さんのアイデアは「温泉」で、煮詰まったらいつでも入浴できるというもの。
入浴している人同士で会話ができる機能もあり、さらにいつでもid:jkondoさんと会話(笑)できるのが特徴だ。
田口さんのアイデアは「中田英寿のホログラム」で、ヒデが活躍しているシーンを見て
モチベーションを高めるというものだった。
我々のグループからはGTDをリアル化する机「GTDesk」を提案した。
check*padなどのデジタルで管理しているものを、紙に落として実体化する机だ。
机には「Someday/Maybe」などを分類して入れることができ、終わった紙は丸めて捨てる。
仕事が片付いていく感を、リアルに体感できるところがポイントだ。
入賞候補のアイデアが4つ選出され、その後会場の挙手で1位と2位が決定した。
「GTDesk」は4つの候補にはノミネートされたのだけど、残念ながら入賞ならず…
1位となった「print*pad」は、発想はGTDeskと似ていてcheck*padのリアル化だったのだけど、
ポストイットに印刷してPCにペタペタ貼るというアイデアが秀逸だった。
入賞を逃し、何ももらえないのかと思っていたのだけど、3色フォルダが全員プレゼントされてうれしかった。
行きたさ
イベント自体の面白さと、全員会議による交流の面白さが合体したアカデメディアは、
一度体感したらやみつきになるステキイベントだ。
これまで、ことごとく都合が合わずに参加できなかったアカデメディアだけど、
今後はなんとしても毎回参加していきたい。