ゼノサーガは永野護だよね?
ゼノサーガ EPISODE III
ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき] 特典 プレミアムDVD「Xenosaga alle spezielle DVD -すべてのゼノサーガのスペシャルDVD-」付き
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2006/07/06
- メディア: Video Game
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エピソードIは途中で放置プレイしてしまっていたゼノサーガ。
つまらなくてやめたわけじゃなく、仕事が忙しくなったりして一旦中断してしまうと、放置してしまうのが俺の性なのだ。
とはいえ、あの壮大な物語にどう決着をつけるのか、ずっと気にはなっていた。
完結編のエピソードIIIが出たので、エピソードIIをすっとばしてやってみた。
これはエピソードI、IIのあらすじが読めるという親切設計だからこそ実現した荒業だ。
見た目 | ★★★★☆ |
ゲーム性 | ★★★★☆ |
ハマリ度 | ★★★★☆ |
見た目
キャラクターデザインは毎回ころころ変わっているのだけれど、三部作の中では一番バランスが良いと思う。
永野護にインスパイアされたと思われる、E.S.などのメカデザインもカッコイイ。
イベントムービーの出来は悪くはないけれど、FFと比べると見劣りしてしまう印象だ。
殺陣なんかはモーションキャプチャーでやっていると思うけど、動きに違和感を感じる場面が多々あった。
「リアル=カッコイイ」とは限らないということだ。
ゲーム性
- 操作
- カメラ移動できないマップにはかなりストレスを感じたが、そのうち慣れた。
- メニューの深い階層にいても、△ボタン一発で戻れるのがすばらしい。
- ステータス画面からエーテルの消費EPが見れないのは不親切すぎた。
- 戦闘
- キャラ戦闘ではザコ敵もけっこう強いことが多く、ストレスがたまった。キャラが強くなったという実感が得られなかったのだ。
- 2回攻撃やリベンジ攻撃ができるようになると、だいぶ楽になって気持ちよかった。
- 逆にメカ戦闘ではザコを蹴散らす爽快感が感じられるので、メリハリをつけているのだろう。
- 戦闘中に装備変更ができたら、もっと気持ちよくプレイできたと思う。
- まあ、キャラごとに異なる攻撃属性をつけて、敵に合わせてキャラ交代しろってことなんだろうけど、パーティーメンバー固定派の俺にはストレスがたまるシステムだった。
- 終盤のボス戦は全体攻撃で全滅というのが何回かあったけれど、きちんと対策すれば問題なかった。
- ボスのHPが高すぎて、単調な戦闘が長時間続くのはつらかった。
- キャラ戦闘ではザコ敵もけっこう強いことが多く、ストレスがたまった。キャラが強くなったという実感が得られなかったのだ。
- データベース
- ストーリー
- 主人公シオンの成長物語を中心に、さまざまな伏線が収束していくストーリーがすばらしい。
- 各キャラの因縁がひとつひとつ解決していく様は、気持ちが良かった。
- 終盤に向けて死にたがりが多いのは、お約束ということで。
- エピソードIからずっと煮え切らなかったアレン君が、ひっぱってひっぱって、最後の最後で一皮むけたシーンには鳥肌がたった。かっこよすぎ。
- ほとんどの謎は解決したものの、わずかに謎を残し、続編をにおわせる終わり方は、なかなか良かった。
- クリアしてもデータベースは100%にならなかったので、もっとやり込めば全部明らかになるかもしれないけれど、やりこまない派なのでエンディングみたら終了。
- 主人公シオンの成長物語を中心に、さまざまな伏線が収束していくストーリーがすばらしい。
ハマリ度
中毒になるほどではないけれど、ストーリーに程よい引きがあり、続きが気になってついついやってしまった。
そのおかげで、今回は中断せずに一気に最後までプレイできて良かった。
中断していたら、きっとまた放置してしまっていただろう。
永野護好きなら、特にオススメしたい1本だ。