甘いものを食べると集中力がなくなる?
砂糖をたくさん摂ると、カルシウム不足となり、脳の働きが鈍くなる。
甘党にとっては衝撃的な内容である。
「脳の栄養になるんだもんね〜」と自分を正当化しながら、
仕事中にチョコレートなどの甘いものをバクバク食っていたのはマチガイだったのだ。
それが逆に脳力低下につながるとは、思いもよらなかった。
そしてそれを速読の本で教えられたこともまた、思いもよらなかった。
速読のためには集中力が必要で、そのためにはまず食生活の改善が必須
とのことである。
なるほど。
すべては健康な肉体から、というわけだ。
牛乳ではカルシウムが摂れない。
- 一リットルに、1200ミリグラム含まれていて、母乳のおよそ300ミリグラムより4倍も多いことになります。
- 牛乳には、カルシウムだけでなくリンが多く、母乳の6倍も含まれている
- リンは、腸管内でカルシウムと結合して、その吸収を妨げるというわけです。
牛乳好きにとっては衝撃的な内容である。
牛乳にはカルシウムがものすごく含まれているけれど、
リンもたくさん入ってるから、吸収できる量はちょっぴりなのだ。
さらに「急速に吸収したカルシウムは、ミネラルやビタミンを道連れに腎臓から急速に排出される」
「牛乳はアレルギーの元になる」
などなど、衝撃的な内容が続く。
給食があったころは毎日牛乳を飲んでいたし、
牛乳好きなので家でもほぼ毎日のように飲んでいた。
でも、こんなことを知ってしまうと、もう飲むわけにはいくまい。
牛乳よ。さらば…
訓練すれば、飛ばし読みせずに毎分2000字の速読が体得できる。
この本では全ての文字を順に追いながら、速く読んで理解する能力を開発し、
毎分2000字*1という速度を達成することを目標としている。
ポイントは以下の二点である。
- 文字を高速で読み取る能力を開発する。
- 音声化せずに高速で理解する能力を開発する。
飛ばし読みや、文字を順に読まないのがイヤで、
速読を敬遠している人は多いのではないだろうか。
私もそうだったのだが、「飛ばし読みしないで本を3倍速く読める」という
コピーに魅かれて、この本を読んでみた。
そして、確かにこの方法なら速く読めるようになるかも知れないと思ったので、
しばらく訓練を続けてみることにした。
ちなみに、筆者が理事を務めるNBS日本速読教育連盟の速読教室では、
毎分10000字以上という超高速の世界を実現しているという。
200ページの本を10分で読了する人間は、実在するのだ。
- 作者: 佐々木豊文
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2005/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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*1:日本人の平均読書速度は、500〜700字/分だそうである。